キルトのボーダーを額縁仕立てにする方法

キルトのボーダーを額縁仕立てにする方法をご紹介します。
額縁仕立てにすると継ぎ目が斜めになるため、より美しく仕上げることができます。

ボーダー生地を少し長めに縫いつける

まずは2辺のボーダーを交差する点まで縫い代7㎜で縫いつけるのですが、このときボーダーの長さが3cm以上余分に出るようにしておきます。
※写真の例のようにボーダーを何層かつける(白+緑+白)場合には、あらかじめ縫いまとめておきます

交差する点、つまり本体の端から7㎜手前の点で縫い止まります。

本体を45度に折りたたむ

つぎに、本体ごと45度に折りたたみます。

とくに、額縁仕立てにする部分周辺は丁寧に合わせて、マチ針で固定していきます。
ピースワークした本体の角部分は避けて重ね合わせます。

今回の例のようにボーダーが何層かある場合は、中間地点もぴったりと合わせましょう

斜め45度のライン上を縫う

縫い止まった点を基点として、45度の線を引きます。

ここで45度がずれていると綺麗に仕上がりませんので、正確に測ります。
①縫い止まり点からの幅を測り、②同じ距離のところに印をつけて③線を引き、④定規の45度ラインで最終確認をします。

ボーダーが何層かある場合には、線上にもマチ針を刺して固定し、念のため開いてみて確かめます。

線が引けたら、その上をミシンで縫います。縫い止まり点側からスタートし、返し縫いをします。

縫えました

余分なボーダーをカットし、アイロンで整える

縫えたら、余分なボーダーをカットします。縫い目から1cmくらいのところでカットしました。

つぎに、縫い代をアイロンで割ります。このとき、ピースワークした部分の縫い代は避けるようにします。

そしてピースワークの縫い代を倒して、上からアイロンします。

このようになっていればOKです。

耳をカットしたら完成!

美しい額縁仕立てとなりました。ぜひ挑戦してみてください♪

こちらのキルトはさらに外側にブロックのボーダーを入れました! ↓↓