キルトタペストリーに棒通しをつける方法をご紹介します。いくつかやり方がございますが、今回はあらかじめ膨らみをもたせた筒を作って、それを手でまつりつける方法です。仕上がりが綺麗なのでオススメです。
今回はこちらのミニタペストリー(約63×63cm)に棒通しをつけます。
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ちょうど裏布の余りがあったので、それを活用します。まず、棒通し布の長さを決めます。
横幅は、パイピング(バインディング)のラインより5㎜ほど内側から、反対側も同様に5㎜ほど内側までの距離を測り、そこに両側1.5cmずつの縫い代をつけてカットします。
今回は【5㎜内側⇔5mm内側の長さ】が約58cmだったので、58cm+1.5cm +1.5cmの61cmで切り揃えます。
縦幅は12cmにしました。これは棒の太さによっても変わってきますので、あくまで参考としてください。※なお、突っ張り棒の両端の台形のキャップは取れますので、最悪縫ったあとで棒が入らないときはキャップを外して通してみてください
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カットできたら、左右の縫い代1.5cmのところに鉛筆で線を引いておきます。
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つぎに左右の両端を三つ折りに処理します。
まず、鉛筆で引いた線のところでアイロンをあてます。
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いったん開いたら、布端を線に合わせて折り、アイロンします。このとき、線が少し見えるくらいに折っておくと後で折りたたみやすいです。
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最後に三つ折りにたたみます。反対側も同様に行います。
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端ミシンをかけます。最初と最後は返し縫いをしておきましょう。
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つぎに、幅が半分になるようにアイロンします。
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いったん開いて、布端が折り目にくるようにさらに半分に折り、アイロンします。反対側も同様に行い、4等分に折り目がついた状態を作ります。
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そうしましたら、折り目にそって半分に畳み、縫い代1cmで端を縫っていきます。
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最初と最後は返し縫いをしておきます。ミシン台の上のメモリに1cmの目印があると思いますので、布端がそこにくるように縫えば縫い代1cmで縫えます。無い場合は1cmの線を引いてから縫ってください。
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縫えたら、アイロンで縫い代を割ります。このときに、先につけた折り目をつぶさないように気を付けてください。下の折り目をぴたっと畳んだ状態で割っていくとやりやすいです。
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このようにできました。縫い代1cm+1cmの分だけ下の面が短くなっており、上の面は膨らんだ形となりました。
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これを手で縫いつけていきます。縫い代を割った面が下にくるようにして設置します。
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上のパイピングの内側ラインからも5mmほど下げた位置につけます。マチ針で仮止めしていきます。
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本縫いする前に棒を通してみて、棒通しが表から見えないかチェックします。棒を持ち上げるとその分棒通しも上に上がりますので、もしはみ出るようでしたらもう少し下のほうに仮止めし直してください。あまりにも下につけすぎると、今度はキルトの上部がぺろんとお辞儀してしまうことになるので、適度な位置を狙ってください。
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位置の確認が済んだら、ぐるりと一周、手でまつっていきます。
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縫い代の部分はうまく中に隠しこむようにして、とじていきます。
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一周まつったら完成です!
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棒通しがあるほうがキルトがたわまず、ピシッと飾ることができますよ♪
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使用生地:
メイン▶ modaチャームパック『Cozy Up』by Corey Yoder of Coriander Quilts
ボーダー ▶ 『Cozy Up 29120-16』
裏地▶『Pepper & Flax 29043-15』
(ぱいなオンラインショップにて販売中)