刃の切れ味が悪くなったら交換時
ロータリーカッターは使っていると刃の切れ味がだんだん悪くなってきます。切ったつもりが切れていない、または、力を入れないと切れないような状態になったら刃の交換時です。
「刃を砥げばいいのでは」というご質問をよくいただきますが、もともとロータリーカッターの刃にはごく小さなギザギザが入っていてそのおかげで切れる仕組みになっているため、砥いでツルツルにしてしまうと余計に切れません。というより、切れ味が悪くなったロータリーカッターの刃というのはそのギザギザが無くなりツルツルになってしまった状態なのです。
ロータリーカッターの刃の替えかた
ミシンキルトでおすすめのロータリーカッター(オルファ、品番156B、L型45mm円形刃)の刃を替えてみましょう。パッケージの裏面に刃の替え方についての記載がありますが、刃を替える頃にはパッケージを捨ててしまっている人が多いでしょうし、よくパーツの向きや順番を間違えて取り付けている人がいらっしゃいますので、以下に写真で解説します。
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替え刃を用意する
まずは替え刃を用意しましょう。しょっちゅう使う人だと4~5か月に1回は交換が必要になりますし、初心者だと逆に定規にぶつけたりして刃が傷つきやすいため1か月に1回ほど交換することもあります。10枚入りを購入するとお得です。
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ロータリーカッターを分解する
古くなった刃を取り外しましょう。まずは握っても刃が出ないように赤いロックボタンを押してロックしておきます。
つぎに刃の上の丸い円盤を指で押さえながら、反対側の黒いナットを回して外します。外した部品は裏表がわからなくならないように、そのままの状態で横に置いておくことにします。
続いて、ナットの下のワッシャーと黄色いスペーサーを外して横に置きます。
この状態でそろ~っと本体を持ち上げると、反対側の刃のパーツが残るので、刃を新しいものと交換します。手を切らないようご注意ください。
ロータリーカッターのパーツを元に戻す
刃を新しいものと交換したら、パーツをもとに戻して組み立てなおします。基本的には分解したときと逆の手順をたどるだけです。本体を刃のパーツの上に重ねます。
指で裏側を押しながら、まずは黄色いスペーサーを乗せます。
つぎにワッシャーを戻しますが、このときワッシャーの裏表と形状に注意が必要です。ワッシャーの丸みを帯びているほうが本体側にくるように、かつ、ワッシャーの形状が刃を押さえている黒い円盤パーツの形状と合うようにはめこみます。
最後にナットを戻して、回して締めたら完了です。ナットは指で締められるだけ締めたらじゅうぶんです。
ロータリーカッターの刃を左利き用に付け替える方法
左利きの方は、ロータリーカッターを手に持ったときに刃が右側にくるほうが便利ですよね。上の手順で分解したあと、本体のみ向きを逆にして置いて、上の手順で組み立て直すだけで刃が右側にくるようにセットできます。
あとは上の手順と同様に、刃の上に本体を乗せて、スペーサー、ワッシャー、ナットを元に戻していくだけです。
以上です。やってみると案外簡単ですよ。切れ味が悪くなったなぁと思ったら迷わず交換しましょう。スーッと転がすだけで切れるのが正常なロータリーカッターの状態です。さくさくとキルトワークが進みます♪
初心者です。
オススメされてこちらの商品を購入しましたが左利きなのでとても使いにくく困っていました。刃の向きを変えられるだなんて驚きです。本当に良いことを聞きました。ありがとうございます!!!
お役に立てて嬉しいです♪ぜひ付け替えてやってみてください^^