USAコットンmoda社のクリスマスコレクション”Merrymaking” by Gingiberより、カウントダウンカレンダーが作れるパネル生地 “Cut and Sew Christmas Countdown Calendar” が発売されました。

「アドベントカレンダー」とも呼ばれ、クリスマスまでの1日1日をカウントダウンしながら、あらかじめポケットに入れておいたお菓子やツリー飾りなどを取って楽しみます。

本体部分の完成サイズ　約53×58cm

お子さん・お孫さんと一緒に楽しんだり、ちょっと上等なチョコ等を入れて自分への日々のご褒美にしたり・・・☆作ってプレゼントしても喜ばれると思います。

2~3時間あれば作れますので、ぜひ作ってみましょう♪

カレンダー生地をカットする

※以下で説明する作り方は公式の作り方とは異なりますが、より速く・よりキレイに作れる方法です。

カレンダー生地を点線に沿ってカットします。右側のポケット部分は１つずつカットせず、1週間ごとの単位（横一列）で残しておきます。

また、一番左側の花柄の生地はあとでハンギングに使いますので、捨てずに置いておきます。

ポケット部分を作る

隣り合うポケットどうしを中表に重ねて折ります。

そしてポケットのラインの上をミシンで縫います。

開くと、このように完成ラインで閉じられている状態です。

同様にして、隣り合う日付どうしを中表にして、縫っていきます。

全部できたら、縫い代の余分をカットします。縫い目から7㎜くらいのところでカットしました。

つぎに、アイロンで縫い代を割ります。

全部同様にできたら、左右の縫い代をアイロンで内側に折っておきます。

トップの縫い代も折ります。※二つ折りがなんとなく気持ち悪い方は三つ折りにしてください。

つぎに、トップにステッチをかけます。

裏はこんな感じ。

これでポケット部分の準備はOKです。

カレンダー布に縫いつける

カレンダー布に今作ったポケット布を縫いつけていきます。まずは正しい日付順になるように並べましょう。

これからポケット部分を中表にしてポケットの下のラインを縫います。

このとき、ポケットの下のライン（赤の線）と、背景部分の下のライン（青の線）を少しずらすと、背景部分の色柄が前から見える形になって賑やかな印象になります♪

青の線と赤の線を一致させて縫うと、背景部分にポケットがぴったり重なり、すっきりとした印象のカレンダーになります。お好みで決めてください。

※私はポケットの切れ端を背景部分の底に一致させる形で縫いました。
※あとでポケットの下線と下の段の背景との間に白い隙間ができてほしくない人は、ポケットの下線を下の段の背景の上線に重ねて縫ってください。

まち針で縫い線上（ポケットの下線）をとめてみて、ポケットを起こしてイメージを確認してください。良ければ縫います。

最初と最後は返し縫をしましょう。

縫えたら、ポケットを起こしてアイロンで整えます。

ポケットの両端を縫います。まち針で正しい位置に固定してから縫いましょう。縦一列をダーっと一気に縫ってもよいです♪

ポケット間はあとでキルト芯を挟んでから縫ったほうがぷっくりして可愛いので残しておきました。

キルト芯・裏地と共に三層にする

まずキルト芯を置き、つぎに裏地（表が上）を置き、最後にカレンダー布（表が下）を置いて重ねます。

まち針でずれないように固定し、縫い代7mmまたは1cmでトップ以外の周りをぐるりと縫います。

角をはさみで切りとおしておきます。

縫い代をアイロンで割ってから、表に返します。角を整えます。

ハンギング布をつくる

最初に切り落とした花柄の生地を使って、ハンギング布をつくります。

長手方向の両サイドを二つ折りにし、ステッチをかけます。（※三つ折りでももちろん構いません）

つぎに15cmずつ、4本切り出します。

これらを半分に折って、必要ならばミシンの大きな目で仮止めしておき、カレンダー布のトップに挟み込みます。飛び出る部分の長さが均一になるようにしてくださいね。

上からステッチをかけます。

キルティング

ミシンの押さえを「上送り押さえ」に切り替えます。

キルティングの際はミシン押さえを交換しよう（上送り押さえとダーニング押さえ）

ポケット間を縫います。ここもダーっと縦一本で入れて大丈夫です。

あとはカレンダー布の模様が変わっている箇所に沿って、キルティングをいれます。もっと入れたければお好みでどうぞ♪

完成で～す！

ぜひ作ってみてくださいね♪