Bear’s Pawのクッションカバー(moda/Orchard)

Bear’s Paw(ベアーズポー,ベアーポー)というのは”クマの手(足)”という意味です。クマの足跡のようなパターンが4つ入ったキルトを作ってみましょう。今回はUSAコットンmodaのJelly Rollというカットクロス(幅が約6.3cm×長さが約110cmの布が40枚入っているパック)の中から、 “Orchard”を選びました。

【今回の完成形】クッションカバー(中綿45cm×45cm用)

気に入った生地をセレクトする

“Orchard”を開けると、ポップでカラフルな生地がたくさん

Jelly Rollの”Orchard”を開けると、青、水色、赤、緑、ベージュなどの生地が入っています。今回はこの中から青系を中心に使ってみることにします。カラフルな色合わせにしても良いと思います。

気に入った青系6種類と、パターン周りの白系代わりにベージュを3種類、選びました。

青系6種類、白系3種類をセレクト

生地をカットする

Bear’s Pawは三角つなぎ四角つなぎの組み合わせでできています。

まず、三角つなぎ用に正方形にカットしていきます。Jelly Rollはもともと幅が6.3~6.5cm(端がギザギザしているため) なので、約6.5cmとして測って正方形にカットしました。

ロータリーカッターでどんどん切っていきます

青系、白系をそれぞれ合計16枚つくります。

つぎに、四角つなぎ用に青系を約21cmにカットします。カットしたらペアにしておきます。

三角つなぎを作る

三角つなぎの部分を縫っていきましょう。ちょうどBear’s Pawの指先にあたる部分ですね。

白系の正方形の対角線に線を引く

白系の正方形の裏側に、鉛筆で対角線に線を1本引きます。

対角線上を縫う

正方形にカットした青系と白系を中表で合わせて、鉛筆で線を引いた対角線の上を縫っていきます。

縫い目から7mmでカットし、開く

縫い目から7mmのところでカットします。パッチワーク定規には7mmラインがついているので縫い目に当てながらロータリーカッターで切ると楽です。※切り落とした端切れは今回は使いませんが、端切れもキルト作品に使えるので取っておいてもよいでしょう。

アイロンで開き、縫い代は片倒しにしておきます。

三角つなぎの出来上がり

三角つなぎができました。これを16個作ります。

16個できました

四角つなぎを作る

つぎに四角つなぎの部分を作っていきましょう。

7mmエッジで縫う

約21cmにカットした青系の生地どうしを中表に合わせて、7㎜エッジで長手方向を縫います。目のあらさは2.0にセットします。ミシンの押さえをパッチワーク専用押さえに変更しておきましょう。(参考『ミシンキルトは7MM(1/4インチ)エッジが基本!』

目のあらさ2.0にセット

チェーンピーシングで、続けてどんどん縫っていきます。

糸を一回一回切らずに続けて縫う(チェーンピーシング)

アイロンで開く

縫い終わったらチェーンピーシングの糸を切り、アイロンで開きます。縫い代は片倒しにします。

6.5cm幅でカット

アイロンができたら、6.5cm幅でカットします。それぞれ3個ずつは取れると思います。これを全部で8個作ります。

配置を考える

ここまでで用意できたピースを並べてみて、配置を考えましょう。

四角つなぎで余ったピースを1つほどいて、真ん中のピースに使いました。

四隅と真ん中の十字部分に使うベージュの生地を決め、カットします。四隅は6.5cm正方形、十字部分は約16.5cmでカットします。

この配置でいくと決まれば、スマホなどで写真を撮っておきましょう。縫いつないでいるうちに向きや場所が分からなくなることがあるからです。

7mmエッジで縫いつないでいく

配置が決まったら縫いつないでいきます。縫い目のあらさを2.2にセットします。

目のあらさ2.2にセット

まず↓のようにブロックに分けて赤線部分を7mmエッジで縫いましょう。 四角つなぎの部分はマチ針などで中心点をそろえます。

四角つなぎの中心点はきちんと合わせる

縫ったらアイロンで丁寧に開きます。三角つなぎの部分は片倒し、四角つなぎの部分は両開きにしておきます。

つづいて①~③の順に、縫う→アイロン→縫う→アイロン・・・を繰り返します。①と②はラインをきちんと合わせてマチ針でとめてから縫いましょう。縫い代はアイロンで片倒しにします。

線と線をきちんと合わせて
縫い代は片倒しで
十字部分も縫いつなぎ、片倒しにします

同様に縫いつないでいくとパターンの完成です。

定規を当てて、トリミングをしておきます。

キルト定規のラインを照らし合わせながらトリミング

今回は45cm×45cmのクッションのカバーに仕立てるので、周りにボーダーもつけました。ボーダーは似たような青色の反物(moda/LEXINGTON)から取りました。Jelly Rollから取ってもよいと思います。

6cmでカット。

ボーダーをつけました
裏側はこんな感じ

クッションカバーにしました

ボーダーに使った生地を背面にも使い、青いクッションカバーに仕立てました。背面生地を重ねてクッション綿の取り出し口を作りました。ファスナーより簡単に仕上げることができます。

背面
ボーダーと同じ生地にすることで背面と一体感が出る

【つくりかた】
白の裏地を用意し、キルト綿を重ね、その上にトップを置き、キルティングをします。白の裏地はトップより3~4cm、キルト綿は1~2cm大きめにカットします。※後ほど白の裏地を利用して縫い代をきれいに始末するので途中で切り落とさないようにします

キルティングの方法についてはこちらをご参照ください。↓↓

今回はすべての縫い目に落としのキルティングと、十字部分に直線、青い部分に円形のキルティングを入れました。円形の模様は厚紙で型紙を作り、線を引いておくと初心者でも簡単にできます。

コンパスで型紙をつくる
線を引いておくとわかりやすいです

キルティングが終わったら背面用の生地を中表に置き、返し口が重なり13cmになるようにします。返し口になる生地の端は3つ折りにして縫っておきます。

縫い目のあらさ2.6にセットし、ぐるりと一周縫います。

ここで白の裏地を利用して縫い代をきれいに始末します。方法についてはこちらにまとめました→『キルト小物の内側の縫い代をきれいに処理する方法』

返し口からひっくり返して出来上がりです。

クッションカバーは綿の大きさよりも1~2cm小さめに作るとぷっくりとして綺麗に見えます。カバーのほうが大きいとシワが寄ってしまいます。たとえば中綿が45cm四方の場合、カバーは43cmや44cm四方で作ると良いですね。あまりパンパンにしたくないときは45cmくらいでも大丈夫です。

中綿(ヌードクッション)はニトリなどの量販店やネットショップで購入できます。