春らしい色柄がたくさん入ったポップな三角つなぎを作ってみましょう。今回はUSAコットンmodaのHoney Bunという3.8cm幅のカットクロスを使用します。デザインはCorey Yoderさんによる”Sundrops”を選びました。
⇒メルカリで購入できます(1点のみ)
【今回の完成形】PCカバー(Surface laptop2 13インチ用)
4本をセレクトして直線縫い
Sundropsを開けると、あらかじめデザインされた可愛い色柄のクロスが何種類も入っています。この中から4本を何組かセレクトしましょう。
つぎにこれらを縫い代7mmで直線縫いでつなげていきます。目のあらさは2.0でいきます。ミシンの押さえをパッチワーク専用押さえに変更しておきましょう。(参考『ミシンキルトは7MM(1/4インチ)エッジが基本!』)
縫ったらアイロンで開きます。片方に倒しても、両サイドに割ってもどちらでも構いません。今回は片倒しにしています。
正方形にカット
正方形になるようにカットしていきます。個人個人で縫い方やアイロンにクセがあるので、幅を採寸して同じ長さでカットしていきましょう。(計算上は3.8cm×4-0.7cm×6=11cmとなるはずです)
ベース布を合わせ縫う
三角形の相方となる布を手持ちの反物などから選びます。今回は白っぽいベースにしたかったのでこちらの反物をカットしました。色柄正方形と同じサイズ・枚数分にカットします。
つぎに、白生地の裏面の対角線に鉛筆で線を引いていきます。
線が引けたら、色柄の正方形と中表に合わせて、マチ針でとめます。このセンターラインの両脇7mmのところを縫っていきます。今度はぬい目のあらさ2.2にセットします。
押さえの右側が常にセンターラインにくるように縫っていきます。反対側も同様に縫います。ソーセージのようにつなげたまま、どんどん縫いつないで、あとでハサミで切ると早いです。(チェーンピーシングといいます)
センターでカット
センターラインの両サイドが縫えたら、センターラインでカットします。これで色柄と白の三角つなぎの正方形が2枚できあります。
アイロンで丁寧に開いたら、耳をカットしておきましょう。
配置を考えて縫いつなげる
あとは好きなように置いてみて配置を考えます。色柄三角が同じ向きになるように並べても可愛いですし、風車のような配置にしても面白いですよ。何に仕立てるか考えてブロック数も決めましょう。
配置が決まったら正方形どうしも縫いつないでいきましょう。まず横1列を縫いつなぎ、それぞれアイロンした後、縦にも縫いつないでいきます。部分部分、しっかりとマチ針でとめて縫いましょう。 アイロンの倒し方は自由ですが、今回は縦につなげた部分は両サイドに開きました。
キルト綿と裏地をつけてキルティングをして、お好きなアイテムに仕立ててみてください。
ノートパソコン(Surface laptop2)に合わせたカバーにしました
最近ノートパソコン(Surface laptop2)を購入したので、そのサイズに合わせたカバーに仕立てようと思い、生地をさらに4本×2組セレクトし、色柄を増やしてサイズも大きくしてみました。
サイドにボーダーをつけて横幅のサイズアップをし、キルト綿と裏地をつけて、キルティングをしました。
最後にファスナーをつけて完成。パソコンに対して少し横幅が大きすぎたけれど、ゆとりのあるサイズ感で仕上がりました。
余った生地でマウスサイズの小さなポーチも♪
【つくりかた】
裏地とキルト綿を2~3cmほど大きめにカットします。3枚を合わせて、自由にキルティングをします。キルティングは柄部分に落としと、白地部分にフリーモーションを入れました。
ミシンでのキルティングの手順についてはこちらをご参照ください。↓↓
このように周りをカットし、裏地の布を利用して内側でかがり縫いしました。
ファスナー口となる部分にパイピングをつけます。
小物向けのパイピングのつけかたについては、こちらの記事をご参照ください↓↓
【小物キルト向け】ダブルパイピングの縫いかた
最後にファスナーを手でしっかり縫い付けて完成です。
★今回使用した生地はUSAコットンmodaの”Sundrops” by Corey Yoder of Coriander Quiltsです。メルカリで購入できます。(1点のみ)
“Sundropsの春色三角つなぎ” への1件のフィードバック