ハンドで仕上げるキルトと違って、ミシンキルトならではの作り方、使う道具などがあります。最低限そろえたほうがよい道具を以下に紹介しますので、ご参考ください。
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ミシン
当然ミシンが必要ですね。ミシンキルトをするためには、2万円以下のミシンは避けたほうがよいでしょう。壊れやすいうえに、壊れたときの修理費がだいたい16,000円以上はするので修理費のほうが高くつく可能性があります。
個人的には、JANOMEのミシンが好きです。糸調子がカンタンで、モーターも強いです。
ミシンの選び方!購入するときのポイント
ロータリーカッター
ミシンキルトでは、縫い代7mmをきちんと計算して、布を正確にカットしておくことが重要になってきます。そのため、布はハサミではなくロータリーカッターでカットします。そのほうが正確にカットできるだけでなく、カットするスピードも速く、サクサク製作することにつながります。
おすすめはオルファのロータリーカッター(品番156B、L型45mm円形刃)です。以下のようなメリットがあります。
- 使っていくうちに切れ味が悪くなってきたら刃を交換することができる
- 手で握ったときだけ刃が出る安全設計
- 本体が左右対称に作られているため、刃を入れ替えれば左利きの人も使える
替え刃はこちら↓
【参考】『ロータリーカッター(オルファ)の刃の替えかた』 ←写真つきで解説しています。左利き用への変更の仕方も記載しています。
カッティングマット
ロータリーカッターで布を裁断するときに下に敷くカッティングマットが必要です。最低限 30cm×40cmくらいのサイズがあれば、銘柄はどこでもよいと思います。オススメはClover(クロバー)のカッティングマット45cm×32cmです。
キルト定規
最低30cmあるものを用意しましょう。オススメはクロバーのミシンキルト定規30cmです。方眼目盛りや、30度・45度・60度ラインがついています。
マチ針
基本的にはどんなものでも構いません。ミシンキルトで使いやすいマチ針の特徴は以下の通りです。
- 細くて、ほんの少し柔らかい(→太かったり硬かったりすると生地がずれやすい、柔らかすぎても曲がりやすい)
- 少し長め(→短いと生地に埋もれてしまう)
私はこちらを使用しています。
アイロンとアイロン台
まずはご家庭でお持ちものもので十分お使いいただけます。慣れてくると、キルト用に卓上でササッと使える小さいアイロンも便利です。
海外製のものだと安く手に入れることができますし、使い勝手もじゅうぶんです。VITORA製のミニアイロンは海外のキルターがよく使っています。私も持っていますが、通常のアイロンに比べると少し熱は弱い気がしますが、狭い作業場では重宝します↓
最近とくに流行っているOlisoのアイロンは、手を離すとウィン!と足が出てきて自動で立ち上がる仕組みです。ミシンキルトでは頻繁にアイロンを使うので、いちいちアイロンを立て置かなくてよいのが便利です。ただし少し本体が重たいです↓
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これで最低限必要な道具は揃いました。つぎは、ミシンキルトに適した糸と布を準備しましょう。→『ミシンキルトに適した糸と布の種類』
ミシンキルトに適した糸と布の種類