三角形のクリスマスツリーキルト(moda/MerryStartsHere)

正三角形をつなげたキルトを作ります。カラーの部分は3色をボーダー状にいれます。
今回はUSAコットンmodaのJelly Roll(ジェリーロール)というカットクロス(幅が約6.3cm×長さが約110cmの布が40枚入っているパック)の中から、クリスマスデザインの “MERRY STARTS HERE” by Sweetwater を選びました。

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【今回の完成形】大物キルト(ベッドやソファにかけたり、ラグやブランケットとしても使用できます。使い方は自由!)

3色ずつ生地を選ぶ

MERRY STARTS HERE / 赤、緑、白、黒のクリスマスパッケージ

Jelly RollのMERRY STARTS HEREを開けると、可愛いクリスマス柄の生地がたくさん入っています!(開封時、糸くずが大量に出るので注意)

この中から、3色ずつ組にしていきます。何組作るかは、作りたいキルトの大きさにもよります。ソファにかけられるくらいの大きさにするなら5組(Jelly Roll計15本)ほどは必要だと思います。

なるべく多くの色柄を使いたかったのでハーフサイズにカットしたものを使いました

3本を縫いつなげる

これらを縫い代7mmで直線縫いでつなげていきます。目のあらさは2.0でいきます。ミシンの押さえをパッチワーク専用押さえに交換しておきましょう。(参考『ミシンキルトは7MM(1/4インチ)エッジが基本!』

目のあらさ2.0にセット

2本を中表にして縫っていきます。

縫えたらアイロンで片倒しにします。

つづけて3本目も縫い繋げます。いくつかの組は、斜めにずらして縫いつなげておくと、布のロスが少なくて済みます。

3本を繋げてアイロンをした状態

白生地を縫い合わせる

3本を縫い繋いだら、幅を定規で測ります。理論的にはJelly Rollの幅6.3cm×3-縫い代0.7×4=16.1cmとなりますが、縫い方やアイロンの当て方によって変わってきますので、実際の幅がいくらになったか測ってみましょう。

つぎに、測った幅と同じ幅の白生地を用意します。

これらを中表に合わせて、両サイドを縫います。

60度ルーラーで三角形にカット

つぎに、60度ルーラーを使って三角形にカットしていきます。

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ルーラーをお持ちでない方は、型紙を作って型紙の上に定規を置いてロータリーカッターでカットする方法もあります。

60度キルトルーラー

このとき、ルーラーの頂点を布の端に合わせてカットしてしまうと、三角形を縫いつなげたときに縫い代を取られて、一番上の三角形が小さくなってしまいます。なので、ルーラーに描かれている”7mmラインの頂点”を、さきほど縫った縫い目に合わせるようにして(ルーラーの先が布より少し飛び出るような形になります)カットすると、出来上がったときに3色が均等幅に仕上がります。

このように置いてカットします

※縫い目が見えにくいときは、ルーラーの先にマスキングテープなどで印をつけておき、テープのラインが布の端にくるようにしてもよいですね。その場合は縫い代ラインの頂点から7mmのところにテープを貼りましょう。

取れるだけ、どんどんカットしていきます

カットできたら、三角形のトップの小さな縫い目をほどいて開きます。縫い目はリッパーでほどいてもよいですが、指でやさしく引っ張ると簡単に取れますよ。

指で布を持って外側にやさしく何度か引っ張る

ほどけたらアイロンで片倒しに開き、耳を切り落としておきます。(耳のことをDog Earといいます♪)

キルトの端にくるパターン(三角形単体や半分サイズのものなど)もいくつかカットしておきましょう。

配置を考えて縫いつなげる

上のようなピースがたくさんできたら、並べてみて配置を考えましょう。端のピースが足りなかったり、もっと大きくしたい場合などは、ここで増やして調整しましょう。

配置が決まったら、ピースを斜め方向にどんどん縫い繋いでいきます。1回縫うごとにアイロンを当てると丁寧に仕上げることができますよ。

縫う方向が生地のバイヤスになるので伸びやすいです。ズレないように、慣れないうちはマチ針でとめるとよいでしょう。

慣れないうちはマチ針でとめましょう
倒しやすいほうにアイロンで片倒し
斜めに細長い生地ができました

細長い生地を繋いでいきます。三角形どうしの頂点がずれないように、ポイントを指でしっかり合わせながら(またはマチ針でとめて)縫いましょう。

最後の長い縫い代は両開きにしました

このようにキルトトップができました。

このあとトリミングをしてから、周りに白でボーダーをつけました。

大物キルトにしました

裏地まで素敵な生地にすると、作品としての可愛さがupしますよ。裏地は”Merriment”の”Holiday Berries”という赤色のクリスマス生地を使用しました。

裏地、キルト綿、トップの順に重ねます

大物の場合は、裏地がずれてこないようにテープなどで机に固定してから、キルト綿、トップを重ねるとよいです。

裏地にシワがよらないように

キルティングは、つなぎ目に沿った落としと柄の三角形の中を3本直線、白い三角形にはゆるやかな曲線を入れました。

ミシンでキルティングをする方法については、こちらの記事をご参照ください↓↓

【基本】ミシンキルティングの手順(直線とフリーモーション)

パイピングはダブルパイピングで、残ったJelly Rollを縫いつなげて作りました。

残ったJelly Rollをどんどん繋げてパイピングに使用

大物向けダブルパイピングの方法については、こちらの記事をご参照ください↓↓

【大物キルト向け】ダブルパイピングの繋げかた・縫いかた

キルトの完成です!

キルトがあると、革のソファでも座ったときに冷たくないですよ。

ぜひ、ミシンキルトで大物にチャレンジしてみてください!

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