今回は、三角つなぎだけで作るタペストリーです。ミシンキルト初心者にオススメです。
ちょっとした壁や玄関にも飾れるサイズのミニタペです。
【今回の完成形】春のミニタペストリー(61cm×61cm)
チャームパックから三角つなぎを作る
使用したのはUSAコットンmoda fabricsのチャームパック(12.7cm×12.7cm)で、「Spring Brook (スプリングブルック) by Corey Yoder of Coriander Quilt」というデザインのものです。お花やミツバチの柄が春らしく、とても可愛らしいデザインです。
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これらの中から、色の濃い生地と薄い生地(白っぽい生地)を1枚ずつ選びます。
これらを中表(表同士を合わせる)にして、マチ針で固定します。
ミシンの押さえをパッチワーク専用押さえ(7mmエッジの押さえ)に交換するか、縫い代7mmで縫えるように準備しておきます。
そうしたら、縫い代7mmでぐるりと一周縫います。
縫えましたら、正方形の対角線上をカットします。1回カットしたら、布がズレないようにそーっと定規を移動させ、もう1本の対角線上もカットします。
アイロンで倒します。縫い代は色の濃いほうへ片倒しにしました。
縫い代がはみでた小さい三角形(Dog Earといいます)をカットします。このとき、正確に縫えておらず全体的に歪んでいるようであれば、定規の45度ラインなどを用いてトリミングしても良いです。
残り3ピースも同様にアイロン&カットします。
するとこのように三角つなぎが4ピースできます。
以上のやり方で、欲しい色合わせのピースを作っていきます。今回はヤンキーパズルというパターン(下図)を作りたいので、
緑のブロックだと、
・緑と白→2組(8ピース)
・緑とベージュ→1組(4ピース)
・ベージュと白→1組(4ピース)
が必要となります。同様に、黄色のセット、グレーのセット、青のセットを作ります。
配置して縫いつなげる
配置できたら、縫いつなげていきます。横一列につないでから縦につないでいっても良し、ブロックごとにつないでから全体をつなげても良し、お好みでどうぞ。
私はブロックごとに作りました。縫い代は、互い違いになるように片倒しにして縫い合わせ、両開き(縫い代を割る)にしました。以後同様にして縫い繋げました。
緑のブロックの完成。
同様にして4色作りました。
ボーダーをつける
手持ちの白生地で細いボーダーをつけました。3.5cm幅でカットして縫いつけました。
次に外枠に当たる太いボーダー部分に、同じデザインシリーズの緑の生地(⇒「Spring Brook 29113-17」(ぱいなオンラインショップ))を使いました。こちらは完成で5cm幅となるよう、5.7cmでカットしました。
キルティング、バインディングをして完成
キルティングは落としの直線キルトを入れたあと、フリーモーションで遊んでみました。
ちょっと細かく入れすぎましたが、、よい練習になりました。キルティングの基本的なやり方についてはこちらをご参照ください。
バインディングはダブルパイピングで仕上げました。布はチャームパックと同じデザイナーが手掛けたストライプ柄を使用しました。⇒「Pepper & Flax 29046-11」(ぱいなオンラインショップ)
ダブルパイピングの縫い方はこちらをご参照ください↓
動画も少し撮ってみました↓
バインディングができれば、完成です!
ぜひ季節を感じられるカットクロスで作ってみてください♪